すべての人に宿っている波動。実は高い人や低い人が存在し、なかでも波動が高い人は嫌われる傾向があります。
目に見えることの少ない波動が高い場合、なぜ嫌われてしまうのでしょう。
人とのかかわりを避けて通ることが難しい現代、波動が高いという理由で嫌われてしまうことは避けたいですよね。波動が高い人でも周囲の人から好かれるようになるためには、嫌われる理由を知るとよいかもしれません。
本記事では、波動が高い人が嫌われる理由を解説します。特徴・人間関係を円滑にする方法なども含めて紹介するので、心当たりがある人やそうでない人もぜひ参考にしてください。
もくじ
波動が高い人の特徴

波動が高い人は、周囲の人から嫌われる傾向が高いとされています。その理由を知るためには、波動が高い人の特徴を知ることが重要です。
波動が高い人に共通する特徴を紹介するので、ぜひご自身に照らし合わせてみてください。
自分に軸があり、行動や思考がブレない
波動が高い人は、周囲の意見や状況に流されることがほぼありません。確固たる価値観や信念に基づいて物事を判断し、行動します。これが「自分に軸がある」ということですね。
自分に軸がある人は、流行や他者の期待にも左右されません。内なる真実と向き合い、それに沿った選択を常に心がけています。だから目指すものがはっきりしていて考え方に筋が通っており、迷いや不安に心を乱されることが少ないのです。
この「自分らしさ」との強いつながりこそが、ブレない行動・思考となって高い波動を保つ土台となっています。
精神的にとても安定している
波動が高い人は、気持ちが大きく乱れることもほとんどありません。心はいつも穏やかで、落ち着いているのが特徴です。
「どうしていつも穏やかでいられるのだろう」と思ったことはありませんか。それは、過ぎたことやまだ来ていない未来の心配ばかりに気を取られていないからです。「今、この瞬間」に意識を向け続けている証といえるでしょう。
自分のことをよく理解しているので、予期せぬ出来事や困難にぶつかっても、すぐに平常心を取り戻せます。この心の安らぎこそが、ゆるぎない精神的な安定感を生み出しているのです。
ポジティブ思考があり、直感も鋭い
困ったことが起こったとき、「どうしよう」と思うことがありませんか。不安や心配で、心が疲れてしまうこともあるでしょう。
波動が高い人は、物事を明るく前向きにとらえるポジティブ思考を持っています。これは上手くいかないことがあっても、「きっと良い方向に向かう」と信じる心の余裕があるからです。心配や不安にエネルギーを奪われることがないので、常に気持ちを軽く保ち、希望に満ちています。
また深い部分で自分自身とつながっているため、困難にぶつかっても理屈を超えた直感が働くのも特徴のひとつです。これも高い波動を持つ人の共通点といえるでしょう。
行動力があり、リーダー気質
波動が高い人は、「やろう」と思ったらすぐに動き出せる行動力を持っています。自分の信念や直感を信じて、最初の一歩を素早く踏み出せるのです。迷いなく行動できる特徴に、うらやましいと感じる人もいるかもしれませんね。
このような迷いのない姿勢は、リーダー気質につながっています。彼らは、無理に人を引っ張ろうとはしません。自身の生き方そのもので、周囲を照らすような存在です。自分の高い波動を保ちながら、誰もが心地よく前進できるような雰囲気を作り出せる存在といえるでしょう。
波動が高い人が引き寄せる人間関係

その人が作り出す人間関係は、波動に関係しています。では波動が高い人は、どのような人間関係を引き寄せるのでしょうか。気になるところですよね。波動が高い人の人間関係にフォーカスして確認していきましょう。
魂レベルでつながるソウルメイトと出会える
波動が高い人は、自分と同じように高いエネルギーを持つ人を自然と引き寄せます。
ソウルメイトという言葉を聞いたことがありませんか。波動が高い人が引き寄せる人間関係は、魂レベルでつながるまさしくソウルメイトです。
波動が高い人にとってのソウルメイトとの出会いは、人生に大きな喜びや深い学びをもたらします。出会い、ともに歩むことでさらに波動を高め合い、最高の人間関係を築いていくのですよ。
仕事や恋愛が自然に調和する
波動が高い人は、心地よいエネルギーを常に放っています。そのため自然と素敵な人間関係が引き寄せられ、無理に探す必要がありません。特に仕事や恋愛といった人生にとっての大切な分野では、その流れが顕著です。
仕事や恋愛に限らず、「この人といると何となく落ち着く」「心が穏やかになる」「安心できる」といった経験はありませんか。
それは、その人の波動が高く、心地よいエネルギーを放っているからです。あなたはそのエネルギーに引き寄せられているのです。
波動が高い人は自分にとって本当に必要な人との縁が、まるで導かれるように調和し、整っていきますよ。
直感の先にチャンスが集まっている
波動が高い人は、「何となくこっちが良さそう」といった直感が鋭いという特徴があります。これは、自分の心の声によく耳を澄ませているからです。
周囲にチャンスを掴みやすい人、運がいいと感じる人はいませんか。それはその人が持つ高い波動が、望む未来に必要な縁やきっかけを磁石のように引き寄せているからなんです。
ピンときた先に人生を豊かにするご縁や機会が待っていると信じられるのも、心の温かさからくる強さといえるでしょう。
波動が高い人が嫌われる理由

波動が高い人は、周囲の人にも幸運をもたらすといった特徴を多く持っています。しかしその一方で、嫌われることが多いのも波動が高い人の共通点です。
なぜ、波動が高い人は嫌われることがあるのでしょう。その理由について紐解いていきます。
相手とのエネルギーの差が大きく、相手は居心地が悪く感じる
波動が高い人は、キラキラとした明るいエネルギーを放っている点が特徴です。このエネルギーがあまりに強すぎる場合、周囲の人が戸惑ってしまうことがあります。
相手・周囲とのエネルギーに差があり過ぎると、一緒にいる人は居心地の悪さを感じてしまうのですね。
波動が高い人に、悪気はまったくありません。ただ無意識で相手に「場違い」と感じさせてしまい、結果として距離を置かれてしまうことがあります。
「自分」を持っているため、群れない姿勢が誤解される
波動が高い人はしっかりした自分軸を持っているため、相手に迎合したり合わせたりすることがほとんどありません。その結果、誰かと群れて行動することが少なく、一人でいることを楽しむ姿勢が目立ってしまうのです。
このようなブレない態度は、周囲の人から「協調性がない」「冷たい」と誤解されてしまうことが少なくありません。単に自分を大切にしているだけです。
しかしその孤高な雰囲気が、人との間に壁を作っているように見えてしまうのかもしれませんね。
相手からは輝いて見えるため、相手は自分の「負」の部分に気づいてしまう
波動が高い人は、内側から輝くようなオーラを常に放っています。周りの人の目には、とても魅力的に映ることがあるでしょう。
しかし一方で輝きがまぶしすぎると、つらさを感じてしまうことがあるのです。強い光に照らされれば、自分の至らなさや隠したい負の部分が明確になります。強制的にこれらと向き合わされ続けると、誰でも嫌になってしまいますよね。
その結果、苦痛や劣等感につながって距離を置かれてしまうことも少なくありません。
波動が高いゆえに、相手からは圧を感じてしまう
波動が高い人のエネルギーは、非常に力強くてクリアです。このような波動・エネルギーが、目に見えないオーラ・気迫として相手に伝わってしまうことは珍しくありません。
エネルギー感度が高い人や心が疲れている人は、力強くてクリアなエネルギーを圧として受け止めてしまいます。常に圧倒され続ける環境は、誰にとっても居心地が悪くなってしまいますよね。
輝きが強すぎるあまり、周囲に近づきがたい印象を与えてしまうのでしょう。
波動が高い人が人間関係を円滑にする方法

波動が高い人が人間関係を円滑にするためには、どうすればいいのでしょう。その方法についていくつか紹介するので、参考にしてみてくださいね。
無理に相手と波長を合わせようとしない
波動が高い人が人間関係を円滑にする際には、無理に周囲の人と合わせないことです。嫌われる理由として、自分を持っている姿勢が誤解を招くと紹介しました。これと矛盾すると感じる人もいるかもしれませんね。
しかし無理に「周囲の人と同じように振舞おう」とすると、かえって人間関係がこじれてしまうのです。低い波動に合わせることで自身のエネルギーがにごり、疲れてしまいます。
大切なことは、自分らしく心地よい波動を保つことです。そうすれば、自然とお互いを尊重し合える人間関係が築かれていきますよ。
自分と周波数が合う人を大切にする
心地よい人間関係を作るためには、波長の合う人を心から大切にすることも秘訣です。
無理にすべての人と仲良くする必要はありません。一緒にいることで心が満たされ、互いを高め合える関係に意識を向けましょう。ポジティブなエネルギーの循環が生まれ、お互いに心地よくいられる場所が増えていきます。
心が通じ合う仲間とのつながりを深めることが、人間関係全体を円滑にする鍵ですよ。
嫌われる=悪ではない
嫌われることは、必ずしも悪ではありません。自身の波動が高まれば、合わない人は出てきます。これは自然なことであり、珍しいことではありません。
波動が高い人は、「すべての人に好かれる必要はない」という考えを受け入れています。誰かに嫌われたり理解されなかったりしても、それが自分のせいであるとはいえないからです。
自分らしくいることを優先してください。その結果として離れていく人があらわれても、それは自然なことです。執着を手放して心地よさを求めることが、円滑な人間関係を築く秘訣ですよ。
ネガティブなエネルギーを受け取らないよう注意する
円滑な人間関係を望むのなら、ネガティブなエネルギーは受け取らないように注意しましょう。波動が高い人は、周囲のネガティブな感情・愚痴・不満などを自分のこととして受け取らないように意識しています。
波動が高い人の多くは心が優しいため、深く共感しすぎると自分の波動を下げてしまうことになりかねません。相手と自分自身の感情に、しっかり境界線を引いてください。
ネガティブなエネルギーは他人のものと捉えることで、自分自身の波動が守られます。その結果、健全で円滑な人間関係が構築されますよ。
波動を高く保ちながら人に好かれるコツ

人に好かれるために、自身の波動を下げる必要はありません。波動を高く保ちながら人に好かれるコツを紹介するので、ぜひ実践してみてくださいね。
言葉遣いに気をつけ、柔らかい言葉を意識する
波動を高く保ちながら人に好かれるためには、言葉遣いに注意することです。
波動が高い人は、発する言葉に愛と優しさが宿っています。日頃から言葉遣いに気を配ることが、心地よい人間関係を築く大切なコツなのです。
きつい言葉や否定的な言葉を投げかけられて、嬉しい人はいませんよね。できるだけ柔らかく、温かい言葉を選ぶことを意識してみてください。「ありがとう」や「素敵ですね」といった言葉は、相手の心に穏やかな光を届けます。
優しい言葉を選ぶことで、周囲の人たちから愛される存在になれるでしょう。
言葉だけでなく、表情にも気をつけ笑顔を大切にする
波動を高く保つことは、言葉だけでは十分とはいえません。表情にも、波動の高さが顕著にあらわれます。
穏やかで優しい笑顔を向けてくれる人には、温かさや優しさが感じられますよね。このように笑顔を意識することが、心地よい人間関係を築くコツです。
口角を上げ、リラックスした表情を意識してください。周囲の人は安心感を覚え、親しみやすさを感じてくれます。表情という非言語的なメッセージも意識することで、より多くの人に良いエネルギーが届けられるでしょう。
自己主張よりも「共感」を意識する
波動を高く保ちながら人から好かれるコツとして、相手の気持ちに寄り添う共感も意識することをおすすめします。人は誰でも、「自分の話を聞いてほしい」という気持ちを持っているからです。
話をしている最中に、すべてを否定されたら嫌な気持ちになりますよね。そのようなことは避け、「そうなんですね」「よくわかります」と合いの手を入れて優しく受け止める姿勢を見せましょう。共感の姿勢が相手に深い安心感と信頼感を与え、心をオープンにしてくれます。
相手を尊重して受け入れることで、良い関係が築けるのです。
波動が高い人は孤独ではない。本当に合う人は自然とあなたの周りに集まってくる
無理に誰かと群れる必要はありません。波動が高い人は、本当に必要な人たちが自然と引き寄せられてくるからです。
孤独を恐れず、自分らしくいることを意識してください。そうすると、魂レベルでつながる素敵な縁に恵まれますよ。
この記事を執筆した人

五月女 霞珠
スピリチュアリスト
心理カウンセラー養成学校を卒業後、心理カウンセラーを経て占い師に転向しました。
現在は、チャネリングをメインとするスピリチュアルセラピストです。高次の存在とつながり、クライアント様に向けたメッセージをお伝えしています。
チャネリング以外では、レムリアンヒーリング・オラクルカードも得意です。
