チャネリング

チャネリングの感覚とは?見え方や聞こえ方、日常に活かす方法などを解説します

チャネリングの感覚とは?見え方や聞こえ方、日常に活かす方法などを解説します

チャネリングは誰でもできるものですが、できるようになったと思った後で、予想外の壁にぶつかることがあります。

「この前まではうまく出来たのに、今は上手く行かない」「感覚が掴めない」

そんな時どのようにすれば、上手くイメージを掴むことができるようになるのでしょうか。チャネリングができる人は、そんな壁を、何度も繰り返し練習することによって乗り越えています。

しかしコツさえ分かれば、より効果的にチャネリングを成功させることができるでしょう。

今回は、ガイドやハイヤーセルフなどの高次元の存在と繋がりやすくなるコツと、感覚を磨くためのレッスンをまとめてみました。

もくじ

チャネリングの感覚とは何か?降りてくる瞬間を言語化する

チャネリングは練習によってよりメッセージを受け取りやすくなりますが、そのためにも基本を学ぶことが重要です。

チャネリングについてより分かりやすく解説していきます。

チャネリングという用語の起源と基本概念

チャネリングとは、英語で通路・伝えるなどを意味するChannelが語源です。チャネリングという言葉は、ニューエイジ運動が活発化した二十世紀後半から注目されるようになってきました。

ニューエイジ運動とは、魚座の時代から新しい時代である水瓶座の時代への移行を訴える思想を指します。チャネリング(Channeling)の基本概念とは、見えざる存在や高い波動の存在と繋がって、ガイダンスやメッセージを受け取ることです。

これらのメッセージを受信することで、より人生を有意義に生きるのがチャネリングの目的と言えるでしょう。

チャネリングの感覚を言語化

チャネリングで受け取るサインや感覚には、様々なものがあります。

たとえば声や音楽、音が聞こえてくるような聴覚のサインを味わう人がいるでしょう。映像やビジョンが見えるなど、視覚の変化を感じる人もいます。知識の流入のような、思考の変化を経験する人もいるでしょう。

他にも、温度変化や湿気など身体感覚を経験するケースもあるようです。もちろん、全員がこの感覚を体験するわけではありません。感覚の強さや現れ方には個人差がありますよ。

「経験できなかった」と落ち込むのではなく、「次は何を体験できるのだろう」と期待してみるといいでしょう。

チャネリングの感覚と「直感」「透視」「霊感」との違い

スピリチュアル的なものはどれも似ているため、透視や霊感、直感との違いが分かりにくいかもしれません。

これらとチャネリングはどのように違うのか、解説していきます。

直感との違い

直感とチャネリングは一部共通しています。たとえばチャネリング時に直感が降りてくることは、よくあることです。しかしチャネリングにあって直感にないものとは、身体的な感覚と言えるでしょう。

直感は頭や心に浮かんでくるものであり、身体的な感覚を伴わないからです。交信時に音や光などを、五感で受信することがしばしばあります。

五感で感じる以外にも、胸騒ぎや予感など心で受け取ることもあるでしょう。このような感覚を、チャネリングでは身体や心で即時的に反応することがポイントですね。

直感は閃いたり思い浮かんだりするだけですが、チャネリングでは様々な反応が見られる点が、それそれの違いと言えます。

透視、霊感との違い

チャネリングでは見えざる存在と通信したり、見えない存在を見たりすることがあります。霊感や透視と似ている要素がありますが、一部に違いがあるようです。

たとえば透視の場合、相手の心や、五感では本来感じられないものをリーディングすることができます。しかし、高い次元の存在と繋がって交信することはできないでしょう。

また霊視の場合、相手の状態やオーラ、過去や未来、心霊的なものを視ることができます。しかし受信することで身体的に反応することはありません。

チャネリングの場合、高次元の存在と繋がることで心や五感が反応し、不思議な感覚などを経験します。このように重なる部分はありますが、少し異なるのがポイントですね。

【関連記事】チャネリングとリーディングの違いとは?意味・感覚・使い分けをわかりやすく解説

心理学的視点

チャネリングを行っている最中は、心理学的視点で言う瞑想状態やフロー状態になっています。何かに没入している集中状態は、高い次元や無意識、潜在意識と繋がりやすいからです。

心の中の内なる自分と向き合い、潜在意識と繋がることは、精神的な安定をもたらします。このためチャネリングの時に、高揚感や安心感などのポジティブな感覚を得ることが多いでしょう。

一方で、心身が不安定な時にチャネリングを行うのは、注意が必要かもしれません。なぜなら今の波動でアクセスするため、低次元の存在や自分のマイナス面を引き寄せるリスクがあるからです。安全に行うためにも、体調や心のコンディションを整えるといいでしょう。

チャネリング=特別な超能力ではない

チャネリングができる人のことを「特別な能力を持つ人」「超能力者」みたいに考える人がいるかもしれません。

「特別な能力はないから、自分には無理」と敷居が高く感じる人がいますが、それは誤りと言えます。なぜならチャネリングとは誰しもが持っている能力であり、訓練により伸ばすことができる能力だからです。

全く適性が無いように思える人でも、チャネリングはトレーニングすることでできるようになります。不得意に感じる人でも、繰り返しやっているうちに不思議とできるようになるのが、チャネリングの特徴ですよ。

チャネリングの感覚「見え方・聞こえ方・感じ方」を解説

高次元の存在と交信することにより、人は様々な反応を五感で体験します。しかし他の人達はどのように感じているのか、気になりますよね。チャネリングでの「見え方・聞こえ方・感じ方」についてまとめてみました。

視覚

視覚で受け取る時、「赤い色」や「光や明るさ」などの変化を感じるでしょう。断片的なイメージとして、過去の映像や誰かの顔が脳裏に浮かぶこともあります。数字や単語が目の前に見えることもあるでしょう。行動している姿など未来のビジョンや、風景や部屋のイメージが現れることもあります。

はっきりした映像で見えることもあれば、曖昧な感じのこともあるようです。

大事なことは無理に意味を見いだすのではなく、静かに受け止めること。浮かんだイメージが断片的でも、後になって「こういうことだったのか」と繋がることもあります。見たビジョンを忘れないためにも、メモを取るといいですよ。

聴覚

聴覚でヒントを得る時、どこからか話し言葉が聞こえたり、ささやくような声が耳元でしたりするなどの感覚を体験するでしょう。懐かしい声がしたり、特定のフレーズが浮かんだりすることもあります。羽の音や足音などの音、音楽といったケースもあるようです。

聴覚は繊細ですので、チャネリングを行う際には「周囲がうるさくないような時間帯や場所で行う」のもポイントと言えます。雑音や車の音で気が散ってしまうと、集中が途切れてしまうからです。

スマホの通知音も意外と盲点となるので、交信を行う前にはオフにしておくといいでしょう。

体感

身体全体で何かを感じることもあります。それは五感だけではなく、非常に微細なエネルギーの変化のこともあるので、注意深く観察するといいでしょう。手足が温かくなる、冷たく感じるなどの変化や触れられた感触の皮膚感覚、香りを感じる聴覚の変化もあります。

身体が浮かぶような感覚や心地よさ、振動や空気の流れを感じることもあるでしょう。逆に身体が重くなったり、不快感を覚えたりすることもあるようです。

体感で経験するには、リラックスして臨むことが重要と言えますね。なぜなら緊張は全身の感覚を過敏にしたり、逆にピリピリして上手く受け止めきれなかったりするからです。交信を行う前に瞑想や深呼吸をしておくといいでしょう。

思考として来るパターン

チャネリングでは全身の感覚ではなく、心の変化や思考などで受信することもあります。たとえばふと何かを閃くような直感、懐かしさや安堵感などの気持ちの変化を実感することもあるでしょう。また他人の言葉や知識が流入してきたり、感情が入り込んだりすることもあります。

このような変化を経験した時は、思考や心で受信しているので、終わったら心の変化を記録しておくといいでしょう。

大切なことは、自分の感情なのか誰かからの受信なのかを見極めることでしょう。自分の場合は深層心理からの助言や、内なる自分との対話から出てきたものです。

一方で自分ではないどこかから来たものは、高次元からのメッセージやテレパシーかもしれません。

チャネリングの感覚「覚醒・練習で出やすい現象」

チャネリングの練習の際に、出やすい現象とはどのようなものでしょうか。またこのような感覚を味わうなどの「よくあるサイン」もまとめてみました。

身体的サイン

チャネリングでは、サインやメッセージが身体的に現れることがあります。

身体的サイン

・肌に何かが触れる、温かさや冷たさを感じるなど、感覚の変化。

・口述や、ふと言葉が出て来る

・無意識のうちに手が動いて記述を始める

・香りを感じる

・湿気を感じる

・音楽や音が聞こえる

・身体が軽くなる、温かくなる

・光や光、映像が見えるなどの、視覚の変化

これらはチャネリングでよく起こることですので、変化を感じても恐れる必要はありません。練習を繰り返すうちに、イメージや感覚がより鮮明に伝わってくるようになりますよ。

ポイントとしては、身体的サインの際に嫌な予感や不快感が続く場合は、中止を検討すべきということです。

心理的サイン

チャネリングにより、心理面での変化を実感することがあります。

一例として、このような現象があるでしょう。

心理的サイン

・懐かしさや嬉しさなどの感情の変化

・不思議な感情が湧いてくる

・直感やひらめき、アイデアが湧いてくる

・安心感などホッとする感覚

・急な胸騒ぎや胸のざわつき

・納得できた、何かが分かったような不思議な気持ち

・誰かが近付いてきたような雰囲気

・誰かの感情が伝わってきたような感覚

微細な変化のこともあり、気づきにくいこともあるかもしれません。しかしふと感じたイメージや感覚に注目していると、より明確になることもあります。

心地よい時は、肯定的なサインとなるでしょう。自分の心の変化に注目してみるといいですよ。

セッション中によくある出来事

セッションではこのような不思議な現象が起こることがあります。魂が覚醒してくると経験することなので、不安にならなくても大丈夫ですよ。

時間的な感覚の変化

・セッション時間がゆっくりに感じる

・セッション時間があっという間に感じる

受け取るメッセージと心の変化

・これで大丈夫だという自分や未来への確信

・涙が出る

・納得できる

・守られている感覚を味わう

・断片のようなメッセージが、後で繋がる

・チャネリング後にシンクロニシティーが起こる

繰り返し練習しているうちに、これらを体験することでしょう。

しかし感覚には個人差があるので、何も経験できなくても焦らずに待ってみるといいですよ。

チャネリングの感覚を体験する前の準備

いざチャネリングを始める前に、まずは一呼吸置いて準備をしましょう。これらのことを事前に行うだけで、交信の成功率や精度が上がりますよ。

心を整える:姿勢・呼吸・集中のコツ

まずは、姿勢を正します。不安定な身体の向きでは集中力が途切れるので、背筋を伸ばした状態や、自分自身がリラックスできる格好で行うといいでしょう。

次に深呼吸を行います。腹式呼吸がベストですが、難しく考えず、リラックスできるように呼吸を整える程度でも大丈夫ですよ。

そして意識を集中させていきます。雑念を完全に振り払うのが難しい場合は、自分の心を観察するように眺めつつ、光に保護されるイメージを浮かべるといいですね。瞑想やグラウンディングを行うのもいいでしょう。大事なことは、心を落ち着けて受信しやすい状態に保つことですよ。

環境づくり:静寂、照明、場の浄化

失敗しやすい一因として、雑音や明るさなどが挙げられます。騒音が少ない時間帯や場所を選ぶといいでしょう。スマホの通知音やインターホンなども、一時的に切っておくといいかもしれません。

照明は暗すぎず明るすぎず、穏やかなものに調整してみるといいです。寒さと暑さも集中力を途切れさせる一因となりますので、温度の設定もしておきます。またエネルギーを高めるために、場の浄化を行うのもいいでしょう。

事前に部屋を片付けて、換気で空気を清浄にし、お香やアロマでくつろげるようにするのもいいかもしれません。

また音叉やヒーリング音楽で場を清めたり、クリスタルを置いたりして空間を浄化するのもいいでしょう。このように集中しやすい環境作りを心がけるのもいいですね。

意図設定(インテンション)と自己確認

漠然と「メッセージを何かもらえたらいいな」と考えて行うより、明確な目的がある方がチャネリングを受信しやすいでしょう。

交信を行う前に「何をチャネリングしたいのか」「知りたいことは何か」を決め、意図を自己確認しておくといいですよ。

またチャネリングでは高次元の存在とコンタクトを取ることが目的ですので、低次元の存在が近寄らないように保護を行う必要があります。

グラウンディング

・自然や大地と繋がっているイメージ

・足で土を感じる感覚

・自然を感じ、自然の中で過ごす

保護されているイメージ

・光に包まれているイメージ

これらを行ってみると不安を打ち消すことができるでしょう。

チャネリングを感じ取るステップ「初心者向け実践法」

初心者はなかなか上手くチャネリングを行うことができないかもしれません。しかし感じ取るステップを学ぶことで、課題をクリアできるでしょう。「チャネリングは初めて」という人は、この手順を試してみて下さい。

練習1:簡単な質問から受け取る

成功しやすくするためには、難しい質問ではなく分かりやすい質問から始めるのがベターです。あなたがもし誰かから質問された時に答えやすい質問が、ポイントとなります。

まずは質問をシンプルにしてみましょう。

上手く行く質問

・今の私に必要なメッセージやビジョンを下さい

・(仕事の、恋の)悩みを解決するために、すべきことは何ですか?

このように質問を浮かべて、交信にチャレンジしてみるといいですよ。最初の頃は、はっきりとした言葉や映像を受け取れないかもしれません。どう解釈すればいいか分からない場合、快・不快で読み解くといいでしょう。

たとえば心地よくて温かい感覚を得た場合、ポジティブなサインです。

練習2:イメージ誘導・ビジュアル化

次はイメージを鮮明にするレッスンです。チャネリングでは焦点が合わない映像のように、ぼんやりとしか見えないこともあります。そんな時はイメージの誘導をしてみるといいでしょう。

見えたものから連想していくのもいいですね。

また言葉や、イメージだけが伝わってくることもあります。こういう時は、頭の中でビジュアル化してみるといいでしょう。

上手く行かない時は、「質問をもう一度頭に浮かべる」のもいいかもしれません。声に出して、高次元の存在に質問してみるのもいいですね。それでもしっくりこない場合は、別の質問に切り替えるのもいいでしょう。

このように手探りでいいので、イメージ誘導や映像化を練習するといいですよ。

練習3:チャネリング・ジャーナリング(自動書記風)

イメージが得られるなど、感覚が掴めるようになったら、次のステップ「チャネリング・ジャーナリング」にチャレンジしてみましょう。

まずは瞑想や深呼吸を行い、心身をリラックスさせていきます。頭の中の雑念が消えて、心が静かになった時に、ペンを手にしてみましょう。その状態で、高次元の存在にアクセスしてみます。

頭の中で、何か言葉や色などが浮かんでくるかもしれません。そのまま書き記してみましょう。自分に降りてきたものを記録していくのです。

集中力が途切れたら、無理して続ける必要はありません。あなたのペースで進めていいのですよ。

練習4:声や響きの受信(内声体験)

チャネリングによるジャーナリングを経験できたなら、次は内なる声と向き合ってみましょう。内なる声とは、潜在意識のことです。そっと小声で、自分自身に質問や語りかけをしてみましょう。返答を受け止め、心の動きを観察するのです。

その時、心の内側からやって来た声と、外側の雑念の声を混合しないように、区別するといいでしょう。潜在意識が発した自分の本音と、エゴが言わせた言葉は少しニュアンスが異なります。

これらの違いは、チャネリングのレッスンを繰り返しているうちに、少しずつ分かってくるでしょう。一番大切なことは、潜在意識や高次元の存在と繋がることができるという、信頼感を育てることです。

チャネリングの感覚を深化させるコツ

レッスンを続けていくことで、感覚が深化し、研ぎ澄まされていきます。チャネリングの感覚をより深めるためのコツを見ていきましょう。

日々の習慣化と他者との比較・シェア

生活の中でチャネリングを自然に行ってみるといいでしょう。たとえば家事をしている時、思わぬ形でアイデアが浮かぶことがあります。これもチャネリングの一種です。

何かをしながら気軽に行う「ながらチャネリング」を行ってみることで、良い練習になるでしょう。また、チャネリングをし合う仲間を作り、感想を教え合うのもいいですね。

お互いの体験をシェアすることで、学びの機会を増やすことができます。また、上手く行かない時の壁を、他の人の「私はこうだった」という体験話を聞くことで、上手く乗り越えることもできるでしょう。

感覚の検証と記録法

今まで行ったチャネリングの記録を、もう一度確認してみましょう。記録方法にはこのようなものがあります。

・メモ
・ボイスレコーダー
・日記

受け取った内容が、その後、日常にどのような変化をもたらしたのか、チェックしてみるのです。またメッセージを元に何か行動を始めた場合、人生の流れがどう変わったかも見ていくといいでしょう。

たとえばポジティブなサインを受け取った後はどうだったかなど、検証していくことでよりチャネリングの精度を上げることができます。大切なのは「当たった」「外れた」ではありません。自分がどう受け止めて、どう変わったのか、自分の成長に影響した点を見ていくといいですよ。

高次存在・ガイド・存在とのつながり

チャネリングの目的とは、高次元の存在からガイダンスやサインを受け取ることです。彼らと交信し、メッセージを受け取っていきます。非常に高い次元の存在では宇宙、ミカエルやガブリエル等の大天使が有名です。高次元の存在では守護霊や指導霊、スピリットガイドが挙げられます。

これらの高い次元の存在は波動が高いため、交信者に有益なメッセージや助言を与えます。彼らとの繋がりを深めることも、チャネリングで大切なことですね。

もっと身近な存在では自然霊や精霊、故人や先祖霊とも交信できます。もちろんハイヤーセルフや潜在意識、自分の本音と繋がることができるでしょう。またアカシックレコードにアクセスすることもできます。

感覚の拡張、時間延長

交信を行うには集中力が必要です。慣れないうちは緊張や焦りもあり、短時間しかチャネリングに集中できないかもしれません。途中で眠くなって中断したり、実際に寝てしまったりするケースもあります。

これは自然なことであり、うまく出来なくても自分を責める必要は無いでしょう。なぜなら人は、夢を通して霊的な世界に繋がることがあるからです。

しかし眠ってしまうと記録が取りにくいので、できればコンディションの良い状態で行うといいでしょう。まずは数分程度行うことから始めるといいです。徐々に時間を延ばしていき、感覚を慣らしていきます。慣れてきたら、感覚を広げていきましょう。身体に力を入れ過ぎないことがポイントですよ。

チャネリングの感覚を日常に活かす応用法

交信で得たメッセージや感覚を、できれば日常生活に役立てたいと思う人もいるでしょう。どのように活用していくか、お勧めの応用法はこちらです。

意思決定支援としてのチャネリング

人生を豊かに生きていくための意思決定の材料として、チャネリングを活かすといいでしょう。人生では重要な岐路に立たされて、決断を迫られることがあります。

恋愛や仕事、受験などの様々なシーンで、高次元の存在からのガイダンスは有益なものとなるでしょう。もちろん現実は、YES・NOで答えられる単純な選択ばかりではありません。

しかしハイヤーセルフや潜在意識レベルでは、すでに答えが分かっていることもあるのです。この「心の内側」にチャネリングでアクセスすることで、思いがけない自分の本音を知る事も出来ますよ。

創造性・アート・表現活動との結びつけ

スピリチュアルな感性は、アートやクリエイティブな分野に対して親和性があります。芸術分野での表現活動や、創造性を高めるためのツールとして、チャネリングを用いてみるといいでしょう。

たとえば入浴中や散歩中に、思いがけない発明や解決策が浮かぶケースがあります。心がリラックスして軽い瞑想状態になり、自然な形で高次元と繋がったからです。

このように「ながらチャネリング」中は、表現力や発想力が非常に高まるため、アイデアを受信しやすくなります。絵や文学、作曲などでチャネリングによる想像力増加の効果が期待できるので、活用してみて下さいね。

癒し・ヒーリング・自己統合的な使い方

リラックス効果や癒しを得るために、チャネリングを用いるといいでしょう。大いなる存在や高次元の存在と繋がることで、ヒーリング効果や保護を得ることができます。

心が傷付いた時や試練に遭っている時に、活用してみるといいでしょう。また自分自身の魂を向上させ、自己を統合するためのツールとしても有効です。自分の使命ややるべき課題について、ヒントを得ることができるでしょう。

他にも自身の魂が未熟で、ツインレイとの統合をなかなか果たせない場合なども、ハイヤーセルフに助言を求めることができますよ。このようにチャネリングは様々な場面で役に立つのです。

チャネリングの感覚に関する体験談・ケーススタディ

実際にチャネリングを試してみた時、何が起きるのでしょうか。体験談からチャネリングでの流れや失敗例、受信した人の感覚の変化などを見ていきましょう。

初心者体験談

チャネリングを初めて経験した人は、どのように感じるのでしょうか。

二回のチャネリングを経験した人の体験談から、変化をチェックしてみます。

視覚の変化

一度目・目の端に何かが見えた。

二度目・黄色っぽい光?

《音・感覚》

一度目・なし

二度目・なし

伝わってきたメッセージ

一度目・なし

二度目・温かいイメージ

心理的な変化

一度目・特に何もなかった。上手く行かなかったのかな、という感じ?

二度目・自分にも見えるんだ、と少し驚いた

このように、慣れていくと変化を感じるようですね。失敗例では、周囲の雑音が気になって集中できず、「自分には向いていない」とやめた人もいます。

静かな環境で実行するといいですよ。

深まりを感じたケース

繰り返しチャネリングを行うことにより、掃除や散歩など日常生活でも「ながらチャネリング」を行うことができるようになります。こうしてチャネリングの感覚が深化すると、魂が覚醒していくでしょう。感覚の深まりを感じた人は、このような変化に気づくようです。

それは「護られている感覚」や「大丈夫という安堵感」のような、見えない存在を感じることです。また、シンクロニシティーを経験することが増えた、なんとなくタイミングが良くなったなど変化に気づくこともあります。

感覚が深化することで、内なる自分と繋がり、サインやメッセージに気づきやすくなるのでしょう。練習することで変化を感じるようになるので、試してみるといいですよ。

スピリチュアルリーダーの語る「感覚」

さらにチャネリングを行っていくうちに、このような感覚や変化を味わうことができます。たとえば、自分と宇宙が繋がっているという実感や、波動が分かる感覚です。オーラや未来が視える経験やテレパシーの受信など、不思議な体験を得ることもあるでしょう。

この選択で正しいという確信を感じたり、人の悩みや解決法が浮かんだりするなど、勘が鋭くなるようです。

また、チャネリングで得たサインや未来のメッセージが、実現していくことを体験できます。行動にも変化が生まれ、たとえば心配する気持ちが減り、ポジティブに挑戦できるようになります。直感が鋭くなり、決定や判断が速くなるでしょう。

【関連記事】チャネリングで相手の気持ちがわかる?仕組み・練習法・注意点を徹底解説

チャネリングの感覚に対する注意点とリスク

便利で誰でもできるチャネリングですが、問題も存在します。注意すべきポイントとリスクをまとめてみました。

誤受信(ノイズ)・願望投影の危険

自分の内面と向き合うチャネリングでは、真実ではなく願望が映し出されることがあります。非現実な願いを好意的なサインと受け取り、現実逃避をするのは問題でしょう。特に何度も同じ質問をしている時に、願望投影をしてしまうようです。

またノイズのようなメッセージを受けることがあります。低次元の存在とコンタクトしたことが原因です。誤受信かどうか分からない時は、これらをチェックして下さい。

ポイントのひとつは「現実的なアドバイスか」「魂の成長に役立つか」。ふたつめは恐れや不安などの、ネガティブな影響を与えないか。ガイダンスとして相応しいか、低次元に感じるかを見ていきましょう。もし違和感があるならノイズかもしれませんね。

心理的・情緒的な負荷

チャネリングをする時に、心理的に悪い影響を受けることがあります。不快感や圧迫感、焦りや不安などが挙げられます。胸のざわめきや動悸、心拍数が上がる、息苦しい等不調を感じた時は中止しましょう。

希望したメッセージが得られず、落ち込んでしまうこともあります。期待が強すぎて、上手く行かない自分を責めてしまうのです。このような心理的・情緒的な強い負荷がかかった時も、中止した方がいいです。

中止した後は、深呼吸をしたりヒーリング音楽を聴いたりして心を安らげます。光に護られるイメージやグラウンディングを行うのもいいですね。とにかく体を休めること。それでも心や感情が不調な時は、医療機関に相談するといいですよ。

境界線の保持

人はスピリチュアルな存在ですが、常にスピリチュアルな生き方をするのは無理があります。日常生活を上手くバランスを取るように心がけましょう。チャネリングで得たヒントや答えに振り回されないことが重要です。

目の前に起こるすべてを特別なサインと捉えない、思い込みで行動を制限しないことも大切です。また人へのスピリチュアルの強要や。現実逃避をしないよう心がけて下さい。心にしっかりと境界線を引くのです。

何でもかんでもチャネリングで答えを求めるのは依存心ですよ。必ず決断は自分の意志で行いましょう。これらのポイントを押さえることで、日常生活とスピリチュアル世界との適切な境界線を保つことができますよ。

信頼性と倫理性

受け取ったメッセージを、現実に照らし合わせて解釈することも、チャネリングの精度を挙げる上で重要です。ガイダンスを鵜呑みにして盲信し、他の情報を遮断するのは問題です。

特に自分ではなく、他者に伝えるときは、思いやりを込めて細心の注意を払うと良いでしょう。チャネリングの情報は、必ずしも全部が正しいわけではありません。未来は確定していないことであり、行動によって変わるからです。

また、受け取ったサインを上手に伝えるための表現力も問われます。スピリチュアルガイドが伝えてきたサインを、受け取る側が誤訳してしまうと、違う答えになってしまうでしょう。

そのためには常識的な判断力や倫理性が必要と言えますね。

チャネリングの感覚に関するFAQ

チャネリングの感覚を掴もうと努力している時に、疑問が浮かぶことがあります。そんな時に知っておきたいポイントを、まとめてみました。

Q1. 誰でもチャネリングできますか?

コツさえ分かれば可能です。上手く繋がることができないと悩む人も、ポイントを押さえることができればスムーズに行うことができますよ。なぜなら、人は無意識のうちにチャネリングを行っているからです。日常で自然に行っているチャネリングの一例として、虫の知らせや直感が挙げられます。

散歩など何かの最中にアイデアが閃く、集中した時にヒントが浮かぶのも、チャネリングの一種です。このように、誰もがチャネリングを知らず知らずに実行しているため、その感覚を思い出しさえすれば、意外と簡単に繋がることができます。

チャネリングを行うことは難しくはありません。大切なのは心身をリラックスさせることと、繋がると信じて委ねることです。

Q2.怖い体験をしたらどうすればいい?

チャネリングで「怖いイメージを受け取った」などの経験をすることがあります。

怖いことが起こる原因を挙げてみましょう。まずは体調不良やメンタル不調。次に依存心が強く自分軸がない状態です。低次元の存在とコンタクトした可能性もあります。

怖い体験をしたら中止し、心身を休めるといいでしょう。

対処法

・深呼吸をして呼吸を整える

・クリスタルや音叉、ヒーリング音楽などで心身を浄化

・光に保護されているイメージング

・自然や木、土に触れるなどのグラウンディング

ネガティブな気を払い、浄化しましょう。適切なやり方で行っていれば、怖い思いをすることはありません。大事なことは心身の調子が良い時に行うことです。

Q3.医療や精神疾患との線引きは?

チャネリングを行ってこのような状態に陥った時は、すみやかに終了することをお勧めします。動悸が激しい、だるさや身体の重さなど身体の不調は問題です。精神的な悪い変化として「不安感の強さ」「やる気の減少」も挙げられます。

他にも交信の最中に暗いサインばかり見る、不吉な声や怖い存在を感じた場合も、注意が必要でしょう。体調が悪くなったり疲れたりした時はストップすべきです。

このようなことを度々経験する時は、心身が参っている可能性があります。自分一人で抱え込まず、カウンセリングなどのプロの手を借りてみるといいです。精神的に、あるいは肉体的に異常を感じた時は、医療機関などで専門家に相談するといいでしょう。

Q4.日常生活で役立つ場面は?

チャネリングは日常生活で大いに役に立ちます。たとえばこんな時に活用してみるといいでしょう。買い物の際に「ながらチャネリング」をして、何を買うか決めてみるのはいいですね。

チャネリングで得たアイデアを仕事に活かしたり、芸術活動や想像力が必要な場面に役立てるといいでしょう。AかBかで迷った時の選択に利用したり、誰かの悩み相談などのヒントにしたりするのも有効です。

護られている感覚を味わい、行動や挑戦する勇気を持つことで、人生が変わるかもしれません。チャネリングを活かすことで、日常生活はよりスピリチュアルに、より興味深い変化を感じることができるでしょう。

チャネリングの感覚を生活に取り入れ、応用しよう!

チャネリングは人生に有益な影響を与えるツールであり、羅針盤です。不思議な現象を体験できるだけではなく、魂が向上するためのヒントを与えられるでしょう。

その分、低次元の存在と接してしまう可能性や、誤受信してしまうリスクもあります。適切な方法で行うことにより、リスクを回避できるでしょう。

チャネリングはスピリチュアルで高度な情報を得る手段です。活用することで運命を変えることもできます。大事なことは、あなたを支えてくれるハイヤーセルフやスピリットガイドの存在に気づき、感謝すること。

彼らが与えてくれるサインに気づき、ヒントを人生に役立てましょう。

その時、新しい世界のチャンネルが開くのです。

この記事を執筆した人

絵月 えりや

絵月 えりや

スピリチュアルカウンセラー

占い師・ライター・スピリチュアルカウンセラー・イラストレーター。活動歴20数年。有名サイト等で執筆。漫画や文芸の受賞歴や賞金、連載経験あり。
占いは弦エニシの愛弟子・ミミ月丘に師事。メンタル心理カウンセラーや行動心理士等の心理資格、守護霊アドバイザーや水晶占い鑑定士等のスピリチュアル資格、西洋占星術やタロット占い資格など多種多様な60以上の資格を保有する。
モットーは「読んで下さる方の気持ちをHAPPYにする」

-チャネリング
-