カードで自分や未来を占う時、ハイヤーセルフに繋がることで、よりスピリチュアルなメッセージを受け取ることができます。なかなか当たらないと悩んでいる人は、ハイヤーセルフと上手くコンタクトができていないのかもしれません。
潜在意識やハイヤーセルフについて理解することで、シンクロニシティを引き寄せ、必要なメッセージを受け取ることができるでしょう。タロットには質問の選び方や、ハイヤーセルフとアクセスするための瞑想など、上手くやるためのコツがあります。
今回は初心者にお勧めのスプレッドなど、誰でも簡単にできるやり方をまとめてみました。直感を活かしてハイヤーセルフと繋がり、人生を明るく変えていきましょう。
もくじ
ハイヤーセルフとタロットとは?魂の視点からメッセージを受け取る仕組み

タロットカードは、ハイヤーセルフや潜在意識によるメッセージを、カードを通して伝えることができます。なぜカードが答えを映し出せるのか、その仕組みを見ていきましょう。
ハイヤーセルフとは何か?潜在意識・魂との違い
ハイヤーセルフとは高次の自己であり、転生を経てもずっと導いてくれる存在です。直感やひらめきのような形で、様々なヒントやメッセージを送ってくるでしょう。
潜在意識との違いは、ハイヤーセルフが高次の自身であるのに対して、潜在意識は内面の9割を占める内なる声であり深い意識という点です。どちらも本来の自分ですが、ハイヤーセルフは加護と導きを与える存在であり、あなたが魂的に成長していけるように促すでしょう。
似たようなものに魂があります。過去と今と未来の人生を経験したものが魂ですね。少しずつ意味が異なりますが、基本的にはハイヤーセルフも魂も潜在意識も、全部「自分」と言えます。
タロットがハイヤーセルフと繋がるツールとされる理由
タロットカードは潜在意識にコンタクトすることができます。集中し心を研ぎ澄ますことによりタロットカードを媒体として、様々な情報を受信することができるのです。
もちろんその中にはハイヤーセルフも含まれています。タロットは心の内側にある、答えを可視化することができるツールだからです。ハイヤーセルフの直感を、タロットの象徴言語によりリーディングすることができるでしょう。
そのため魔法のように未来を見通すように感じますが、正確には未来予測をするのではありません。心の内側と繋がり、直感やひらめきという形で、自分の本心を可視化するのです。
占い師が「ハイヤーセルフからのメッセージ」と表現する意味
タロットカードを手にすることで、私達は無意識や集合的意識と繋がることができます。ハイヤーセルフは深い意味であなたを知っているため、適切なアドバイスを与えてくれるでしょう。
時に未来を見通すような深遠なメッセージや、天啓のようなガイダンスを伝えてくることがあるかもしれません。ハイヤーセルフは、目の前のタロットを通して直感を与え、私達をサポートしようとしています。
つまりカードは無意識により引き寄せられた必然のメッセージであり、単なる偶然や占い師の勝手な解釈ではないのです。
ハイヤーセルフとタロットリーディングの関係|なぜカードで高次の声がわかるのか

カードには複雑な意味が隠されています。同じカードが提示された状態でも、ハイヤーセルフと繋がった時と、直感が鈍い時では伝え方が異なるでしょう。なぜそうなるのか、心理面から仕組みを見ていきます。
シンクロニシティとカードの一致が起きる仕組み
タロットカードで占う時、しばしば直感が降りてきたり、不思議な感覚を感じたりします。その一つが、同じカードや似たような意味のカードが続けて出るというシンクロニシティです。
全く同じカードが数回連続で出るような、単なる偶然と片付けられないこともあります。これは本人ですら自覚できていない、深いテーマと気づきが隠されているパターンですね。
ハイヤーセルフがカードを用いて似たようなカードを引き寄せ、「偶然ではなく必然」「学ぶテーマ」ということを教えています。何度やっても同じ結果に至る時は、目を逸らさずに真摯に受け止める必要があるでしょう。
顕在意識ではなく潜在意識がカードを選ぶ理由
人の心の大半は実は潜在意識といって心の奥底にあります。普段出ている感情や思考は意識全体の1割に満たないものであり、直感と繋がる潜在意識は奥深くに眠っているのです。この潜在意識は自分の本音であり、目の前に現れたテーマに気づいています。
無意識のうちに「この道が良い」と選択し、直感という形で顕在意識に伝えようとするでしょう。顕在意識では思いつかない事実を、潜在意識がカードやひらめきなどを通じて教えてくれるのです。潜在意識が伝えたいことを、ハイヤーセルフがカードを引き寄せて提示するのですね。
タロットカードは、このように潜在意識が伝えようとするメッセージを媒介する、ツールでもあります。
ハイヤーセルフと直感力・インスピレーションの関係
タロットでは感覚や直感が必要とされています。占うことで天から降りてくるようにインスピレーションを受け、答えが導き出されるからですね。直感が鈍っている状態では、上手く受信することができません。
出てきたカードの意味を棒読みするかのような回答になりがちで、深く読み取ることができないでしょう。しかし上手くハイヤーセルフと繋がり直感が高まった場合、同じカードでも引き出せる情報が増えます。より深い気づきや納得感を得ることができるのです。
このためタロットカードを扱う時は、直感を研ぎ澄まして向かい合うことが必要となります。直感力を磨くことが、タロット占いの成功率を上げる一番の方法なのですよ。
ハイヤーセルフのメッセージを受け取るタロットのやり方【初心者向け手順】

タロットカードには、22枚の大アルカナと、56枚の小アルカナがあります。タロット初心者が正しい答えを導くには、どのようにすればいいか、質問のポイントやスプレッドなどを見ていきましょう。
タロットを引く前に行う意識設定と質問の作り方
タロット占いを行う前に瞑想やグラウンディングなどで、心を整えるといいでしょう。心の中でハイヤーセルフに問いかけ「今から必要なメッセージを教えて下さい」と念じるといいです。
過度に期待するのではなく、フラットな感情で向き合うといいでしょう。質問は慣れないうちは「はい・いいえ」で答えられるような、簡潔で分かりやすい質問にするといいです。
たとえば「転職したいけどどうすればいいですか」という漠然とした質問より、「A社と縁はありますか?」の方が明確なサインが出やすいでしょう。またリーディングの正確性を高める上でも、精神的に参っている時は避け、心が落ち着いている時に占うことをお勧めします。
ワンオラクル・3枚引きなどおすすめスプレッド
タロット初心者の場合は、まずは分かりやすい大アルカナ22枚からチャレンジしてみるといいです。一枚引きであるワンオラクルから、始めてみるといいでしょう。「今日の運勢」や「今の疑問へのYES・NO」など、ワンオラクルで占うことができます。
慣れてきたら、「過去・現在・未来」が分かる三枚引き(スリーカード)に挑戦してみるといいです。過去はこの問題の背景や原因、未来はこの先にありそうな展開を表します。スリーカードは時の流れによりリーディングすることができるため、より深く占えるのがポイントですよ。
このように一枚引きや三枚引きである程度慣れることで、カードのサインを読み取りやすくなるでしょう。
カードを引くときに意識するポイント
タロットカードで占う時は、いかに集中力を高めるかがコツとなります。占いを開始する前に雑念を減らし、カードの囁きに耳を傾けられる状態にすることが重要です。姿勢を正し、深呼吸を行うといいでしょう。気が散りにくい環境にするためにも、静かな場所で占うといいですね。
また携帯電話をオフにしておくのもいいかもしれません。占う際には、身体感覚に意識を向けるといいです。心を研ぎ澄ませ、小さな兆候に気づきやすくなることで、ハイヤーセルフからの声を察知しやすくなりますよ。
その結果、直感が降りやすい心理状態になり、カードによるリーディングを成功しやすくなるのです。
リーディング後にメッセージを定着させる方法
リーディングが終わったら、メモを取って振り返りの時間を持つといいでしょう。絵柄のイメージから、自分の知りたいテーマを絡めてイメージを膨らませてみるといいです。
自分がどう感じたか、カードをめくった時の直感などを参考に、答えを導きだしていくといいでしょう。内省しアドバイスを行動に落とし込むことでメッセージを活かせるようになります。
リーディングをすることは、最初は難しく感じるかもしれません。しかし何度も取り組んでいるうちに、自然とメッセージが降りてくるはずです。ハイヤーセルフからのメッセージを受信しやすくなるように、普段から瞑想をしたり、タロットに親しんでいたりするといいでしょう。
【関連記事】ハイヤーセルフからのメッセージとは?受け取り方・サイン一覧・正しい解釈まで完全解説
ハイヤーセルフからのメッセージとして現れやすいタロットカードの特徴

タロットは大アルカナ22枚と小アルカナ56枚で占います。特定のカードが出る時は、潜在意識があなたに対して特別なメッセージを発しているのかもしれません。それぞれのケースに示された意味を深掘りします。
大アルカナが出るときの意味|魂レベルのテーマ
タロットのデッキは、78枚でセットとなっています。78枚の中の22枚しかない大アルカナが出てきた時は、より深遠な意味が隠されているでしょう。
たとえば考え直す時期や進む時期など、重要なポイントとなる点が挙げられます。人生の転機や大きな課題など、近い未来に動きが生じる可能性を告げるでしょう。他にも、大アルカナは魂の成長に必要な何かがあると強調します。より深くそのテーマについて考えるよう教え、気づきを促しているのです。
一方で小アルカナは質問やテーマに対し、より詳細に答えています。もしも占って大アルカナばかりが出てきた時は、意味が強く出るので、注目しながら読み解いていくといいですよ。
同じカードが繰り返し出る理由
繰り返し出てくるカードは、そのテーマに対して重要なメッセージがあることを示唆しています。たとえば、無意識に目を逸らしている課題や、見落としている点があるのかもしれません。顕在意識では気づかないでいることを、潜在意識が教えてくれているのでしょう。
同じカードが繰り返される時は、一体自分には何が足りないのか、何か重要なメッセージを無視していないか再確認する必要があります。また、同じ質問ばかりをしている時も、似たような答えが提示されやすいです。
自信の無さや予測の甘さを、同じカードを登場させることで、見つめ直させているのかもしれません。同じカードばかりの時は、認識を改め、行動に移すといいですよ。
ポジティブカードとネガティブカードの本当の意味
「塔」などの否定的なカードが出てきて戸惑うこともあるでしょう。ネガティブなカードは必ずしも、決断を否定する物ではありません。「このまま進むと行き詰まりますよ」と、軌道修正を促す警告なのです。
再考して方向修正する必要があると、カードは説いています。また、否定的なカードばかりが出る時は、本人が気づいていないだけで無理をしていることもあります。過度な執着や思い込みを手放す必要があるかもしれません。
ポジティブカードの場合、潜在意識が受け入れている状態です。しかし必ずしも当たるわけではなく、行動に移すことで現実化するでしょう。しっかりとサインを受け止め、前向きに行動するといいですよ。
ハイヤーセルフと繋がるタロット精度を高めるコツ

カードのサインをより適切に読み取るには、コツがあります。直感を高めハイヤーセルフと繋がることが鍵です。ではハイヤーセルフとコンタクトを取りやすくするために、どのようにすればいいのでしょうか。
リラックス状態・瞑想がリーディングに与える影響
ハイヤーセルフと繋がりやすくするためには、心が安定しリラックスした状態であることが大事です。脳波で言えば、アルファ波となります。深いリラックスを得ることにより、直感が冴え、リーディングしやすい心理状態となるからです。
ハイヤーセルフと繋がる瞑想や、マインドフルネス瞑想などの瞑想を行うと良いでしょう。他にも、リラックス効果を高めるために、ヒーリング音楽で心を癒やしたり、好みのアロマで気持ちを安らげたりするのもお勧めです。
雑念が消え思考がクリアになることで、スムーズにリーディングを行うことができるようになりますよ。
質問の質がメッセージの質を決める理由
ある程度タロットになれてきたら、YES・NOで分かる質問ではなく、より本質的な質問をしていくといいでしょう。質問の質が、受け取るサインやメッセージの質に関係するからです。
考えがまとまらない状態の曖昧な質問だと、リーディングする時に解釈で迷いやすくなるでしょう。焦点を絞った、明確で分かりやすい質問にするといいですね。聞きたいことを簡潔にして、必要なら「いつ」という時間も決めておくと良いでしょう。
たとえば「今日、私が意識してすべきことは何ですか」「この選択をすることで、どのようなことが起こりますか」のように質問を設定するといいです。
結果をコントロールしようとしない姿勢
タロットで鑑定を始める前に、過剰な期待や不安がないか、自分の心の中をチェックすると良いでしょう。良い答えが出て欲しいという願望や、嫌な結果を見たくないという恐れは、カードのサインを読み取りにくくする一面があります。
解釈を無意識のうちに歪めてしまうのですね。結果を望む方向にコントロールするのではなく、冷静に判断するといいでしょう。また期待が強すぎると、ポジティブなカードを引いた時、プラス面ばかりに目が行ってしまいます。
良いことばかりにフォーカスして、カードに象徴されたテーマを読み損ねることもあるでしょう。大事なのは吉凶ではなく、カードに込められたハイヤーセルフからのメッセージですよ。
継続することで感覚が磨かれる理由
タロットカードで占う時に必要なのは、反復して練習することです。積み重ねることが経験値となり、リーディングの質を向上させるでしょう。定期的にタロットと触れ合うことで、理解が深まり、同じカードでも読み方や受け取り方が変化していきます。
解釈の幅が広がり、他のカードとの流れを見る余裕も出てくるのですね。慣れてくると同じ3枚のカードでも、より多く情報を引き出せるようになります。たとえばカードを見て、ヴィジョンが思い浮かぶことがあるでしょう。
これは継続することにより、感覚が養われてきた証拠なのです。
【関連記事】ハイヤーセルフ瞑想とは?やり方や効果、コツや注意点を徹底解説します
ハイヤーセルフとタロットを使うときの注意点と誤解

タロットカードで占う時に、気をつけねばならない点がいくつかあります。陥りがちな心理状態や、ミスを誘いやすい状況とはどのようなものでしょうか。安全にリーディングを行うために注意したい点を挙げていきます。
タロットは未来を断定するものではない
タロットは万能でも、魔法のようなアイテムでもありません。あくまで少し先の予測や、可能性を告げているだけの話です。過度に信じ込むのではなく、冷静に受け止め、常識の範囲内で判断するといいでしょう。
いくら良い結果が出ても、実行に移さなければ現実化しないのは当然です。カードの答えを得たら、最善を尽くす必要があるでしょう。また現時点では上手く行かないと表示されても、努力の結果、予想を覆すことがあります。
本気で叶えたい夢ならば、一枚のカードで諦める必要は無いでしょう。カードは「不可能」と告げているのではなく、「このようなことに気をつけて下さい」と注意を促しているだけなのです。
依存しすぎると直感が弱まる理由
タロットカードを信用しすぎて依存してしまうケースがあります。吉と出るまで行動しない、何かを決める際につい占ってしまう、頭では分かっていることでも質問してしまうなどです。
依存してしまうと決断力や直感力が弱まり、かえって物事が上手く行かなくなってしまいます。なぜなら依存心は低い波動であり、自分の波動を下げてしまうとハイヤーセルフと繋がりにくくなるからです。
「最近当たらない」と感じるのは、依存や不安により、波動が下がっているからかもしれません。あくまで占いは統計学であり、絶対ではありません。外部に過剰に依存するのではなく、自分自身を信頼し、最終的には自身で決断することが重要ですよ。
恐怖を煽る解釈はハイヤーセルフの本質ではない
ハイヤーセルフは幸せになれる可能性の道を教えてくれています。あなたが成長するために必要な情報を、カードを通して与えているのです。
しかし時に心配が強すぎてネガティブな解釈をしてしまうことがあります。実はこれらの恐怖を煽るようなメッセージは、ハイヤーセルフによるものではありません。
知らないうちに波動が落ち、ハイヤーセルフとのアクセスが遮断されてしまっています。あなたのエゴが、直感を装って主張しているのです。
もし占っている途中で焦りや不安感が強くなった時は、一旦中断し、深呼吸をして心を落ち着かせましょう。気持ちが安定したら再開してみるといいですよ。
ハイヤーセルフとタロットは「本来の自分の答え」を思い出すためのツール
人生や選択肢で迷った時、ハイヤーセルフの導きは心の地図となります。タロットを通じて、あなたが忘れかけている心の本音を伝えてくれるでしょう。心の鏡が曇った時、人は悩み、迷います。自分らしく生きられないから戸惑い、周囲に流されてしまうのです。
しかし高次の自分であるハイヤーセルフと繋がることで、本当の自分の願いを思い出します。心の曇りが晴れ、本来の自分を取り戻した時、人生はスムーズな流れで進み始めるのです。
答えはすでに、心の奥底に眠っています。ハイヤーセルフはそっと、幸福へと続く道の在処を示してくれるでしょう。タロットカードは、そのためにあなたの元に導かれてきたのですから。
この記事を執筆した人

絵月 えりや
スピリチュアルカウンセラー
占い師・ライター・スピリチュアルカウンセラー・イラストレーター。活動歴20数年。有名サイト等で執筆。漫画や文芸の受賞歴や賞金、連載経験あり。
占いは弦エニシの愛弟子・ミミ月丘に師事。メンタル心理カウンセラーや行動心理士等の心理資格、守護霊アドバイザーや水晶占い鑑定士等のスピリチュアル資格、西洋占星術やタロット占い資格など多種多様な60以上の資格を保有する。
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