ヒーリング

ヒーリングエネルギーとは?実践法や注意点を知り、心地よい毎日を過ごしましょう!

ヒーリングエネルギーとは?実践法や注意点を知り、心地よい毎日を過ごしましょう!

私たちが日常で感じる疲れやストレスは、心と体に小さな影を落とし、本来持っている輝きを曇らせてしまいます。

この世界に満ちている「エネルギー」の力を借りてその影を払い、より良い方向へ変えていく方法があるのをご存知でしょうか。それがヒーリングエネルギーです。

本記事ではヒーリングエネルギーの仕組みから、日常でできる実践法・安全に行うための注意点まで優しく解説します。

ヒーリングエネルギーとは何か?その仕組みと働き

そもそも、ヒーリングエネルギーとはどういうものなのでしょう。疑問に感じている人もいるかもしれませんね。

仕組みや働きに注目して確認していきましょう。

ヒーリングがもたらす“心と体の調整力”とは

私たちが日常で感じる疲れやストレスは、心と体に小さな影を落とします。

ヒーリングがもたらす“心と体の調整力”とは、私たちが持つ自然治癒力を深く呼び覚ますことです。世界に満ちたエネルギーを受け取ることで、すべての人に備わっている自然治癒力が目を覚まします。

これにより心は安らぎを得て、身体のバランスが整うのです。本来の健やかな状態へと戻っていくでしょう。

エネルギーが滞ると不調が起こる理由

私たちの身体や心は、生命エネルギーという見えない流れによって支えられています。このエネルギーの流れは時として、以下のようなことが原因で妨げられることが少なくありません。

  • ストレス
  • ネガティブな感情
  • 生活習慣の乱れ

スムーズに流れなくなると、それが「滞り」となります。エネルギーの滞りは、体の特定の部位に痛みや不調を引き起こす原因です。不安やイライラを覚えるのは、この流れが悪くなって起こるものなのですよ。

科学とスピリチュアル、両面から見たヒーリングの意味

ヒーリングは、科学とスピリチュアルでとらえ方が少々異なります。

スピリチュアルな視点からは、高次元のエネルギーを受け取ることが主体です。受け取ったエネルギーでオーラやチャクラを浄化し、魂レベルで癒します。

一方で科学的な見地からは、リラクゼーション効果による自律神経の調整が強いといえるでしょう。プラセボ効果、心理的安心感を通じた自己治癒力の活性化として捉えられます。

どちらの側面も、心身の調和と回復を促すという意味では同じです。しかし、主体に多少の違いがあるといえるでしょう。

エネルギーヒーリングを始める前に整えておきたいこと

エネルギーヒーリングを始める前には、準備が必要です。この準備をしておくことで、より高い効果が得られるのですよ。

どのような準備をしておくといいのか紹介するので、参考にしてくださいね。

自分の心身の状態を見つめる時間をつくる

エネルギーヒーリングを効果的に始めるには、心身の状態を把握することが重要です。

最初に、自分の心身の状態を丁寧に把握する時間をつくりましょう。静かな場所でゆったりと座り、今の感情や体の感覚に意識を向けます。疲れを感じている場所、心に残るモヤモヤなど、正直な自分の思いを見つめてください。さらに、何が必要とされているのかを問いかけてみましょう。

心身の状態を見つめることでヒーリングの目的が明確になり、受け取る準備が整いますよ。

深い呼吸と静かな空間でリラックスする準備

ヒーリングの効果を最大限に引き出すために、心と体をゆるめる準備が大切です。

スマートフォンや騒音から離れ、静かで心地良い空間を見つけてください。そして、ゆったりと椅子に座るか横になり、意識的に深い呼吸を繰り返します。息を吐くたびに、体の中の緊張や不安が外へ出ていくイメージを持ちましょう。

このリラックスした状態が、エネルギーを受け取るための土台となります。

「癒したい」ではなく「整えたい」という意識を持つ

ヒーリングを始める時、以下のような意識・思いは逆効果です。

  • 病気を治したい
  • 辛さを消したい
  • 癒したい

上記のような意識は手放し、「整えたい」という意図に切り替えましょう。エネルギーは、何もしなくても不足している部分を補給してくれます。過剰な部分を鎮静させ、あなた本来の調和した状態へ戻そうと働いてくれるのです。

「何とかしよう」と、力を入れることはおすすめしません。「ただバランスを回復させる」と意図することで、エネルギーが素直に流れ込みやすくなりますよ。

【関連記事】スピリチュアルヒーリングのやり方を徹底解説!今からできる実践法を解説します

日常でできるエネルギーヒーリングの実践法

エネルギーヒーリングは、特別な行為ではありません。日常生活にも容易に取り込める方法です。

具体的な方法を紹介するので、ぜひ試してみてくださいね。

呼吸と意識を使ってエネルギーを感じる練習

日常でエネルギーを感じる練習として、以下の方法が効果的です。

エネルギーを感じる練習法

  1. 静かな場所で背筋を伸ばし、深く呼吸を繰り返す
  2. 息を吸い込む際に穏やかな光のエネルギーが、体のすみずみまで流れ込むことを意識する
  3. 息を吐き出す時に、体内の古い疲れやネガティブな感情が外へ出ていく様子をイメージする

この意識的な呼吸を続けることで、見えないエネルギーの流れを徐々に感じられるようになりますよ。

手のひらを通して温かさを感じるヒーリングワーク

ご自身の手のひらを使って、温かさを感じる簡単なヒーリングワークを試してみましょう。

ヒーリングワーク

  1. 両手を軽くこすり合わせ、手のひらの中心に意識を集中する
  2. 両手のひらを数センチ離し、向かい合わせにする
  3. 手のひらの間に、柔らかいボールや温かい空気があるような感覚を静かに探す

温かさやビリビリとした感覚が、エネルギーの流れです。この感覚を不調のある部分にそっと当ててみてくださいね。

自然や光をイメージして、心をクリアにする瞑想

日常で疲れた心をクリアにするには、自然や光のイメージを使った瞑想が有効です。

心をクリアにする瞑想

  1. 静かに目を閉じる
  2. 頭上から光が降り注ぎ、全身を優しく包み込んでいる様子を思い描く
  3. 光がネガティブな感情や不安をそっと溶かし、体外へ流し去るのをイメージする

クリアな光で満たされる感覚は、心を深く浄化し、安らぎをもたらしてくれますよ。

ヒーリングの効果を感じにくいときの見直しポイント

ヒーリングの効果を感じにくいときは、誰にでもあります。そのようなときは、これから紹介するポイントを見直してみてください。

焦りや、感じようとする力みがないかチェック

ヒーリングの効果がなかなか感じられない時、「焦り」や「力み」がないかを見直しましょう。

「早く効果を出したい」「何としてでも感じよう」という強い思いは、かえって心の扉を閉ざしてしまいます。リラックスすることが何より大切です。

力を抜いて、「感じなくても大丈夫」と自分に許可を与えてみてください。手放した瞬間に、微細なエネルギーの流れを感じやすくなるでしょう。

効果を頭で判断せず、体の小さな変化に気づく

ヒーリングの効果は、劇的な変化として現れるとは限りません。効果を「頭」で論理的に判断しようとせず、小さな変化に意識を向けてみましょう。

  • 以前より深く眠れるようになった
  • 少しだけ肩の力が抜けている
  • 嫌な出来事があっても引きずらなくなった

上記のように感じる瞬間はありませんか?このような微細な変化こそがエネルギーが整ってきた証拠です。

大きな結果ではなく、ささやかな進歩に気づくことが大切ですよ。

続けることでエネルギーの流れが変わっていくことを理解する

ヒーリングは、一度きりですべてが変わるものではありません。「エネルギーの流れを変えるための習慣」と捉えることが大切です。

長年の心の癖や体の滞りは、すぐに解消されるわけではありません。毎日少しずつエネルギーを補給して流れを調整していくことで、徐々に変化が定着していきます。

すぐに効果を感じられなくても、諦めずに続けましょう。より深く、確実な変化をもたらす鍵となることを理解してくださいね。

安全にエネルギーヒーリングを行うための注意点

エネルギーヒーリングを危険なものと思っている人は少なくありません。安全に行うための注意点を紹介するので、参考にしてください。

万能ではなく、あくまで補助的なセルフケアとして考える

エネルギーヒーリングは、自分を癒して整えるための素晴らしいセルフケアです。しかし万能薬ではありません。

エネルギーヒーリングは、心身の健康をサポートするための補助的な手段です。ヒーリングが全てを解決してくれると過度に依存することはおすすめしません。あくまで自然治癒力を高める優しい手助けとして捉えることが大切です。

現実的な行動と組み合わせることで、より効果を発揮しますよ。

他人へのヒーリングは相手の同意と尊重を忘れない

他人へエネルギーヒーリングを行う際は、必ず相手の同意を得てください。そして、その意思とプライバシーを深く尊重しましょう。

無断でエネルギーを送る行為は、エネルギー的な干渉となりかねません。それがたとえ善意からであってもです。

「癒したい」という気持ちを先行させず、相手の自己決定権を大切に守りましょう。これが、安全で信頼関係に基づいたヒーリングの大前提です。

不調が続く場合は医療や専門家との併用を検討する

エネルギーヒーリングは、心身の調整に役立ちます。しかし医学的な治療の代わりにはなりません。

もし体調の不調や心の苦しみが長く続く場合、自己判断でヒーリングだけに頼ることは危険です。必ず医療機関を受診したり、専門のカウンセラーに相談したりすることを検討してください。

ヒーリングは専門的な治療やケアと併用することで、その回復力を穏やかに高めるための補助的な手段となるのですよ。

【関連記事】スピリチュアルヒーリングの危険性とは?詐欺・副作用・被害対処の完全ガイド

自分のエネルギーを整え、心地よい毎日へ

エネルギーヒーリングは、特別な人だけのものではありません。誰もが持っている自然治癒力を呼び覚まし、自分自身を深く癒して変えていく方法です。

心身のバランスが崩れた時には、外側ではなく内側に意識を向けてみてください。呼吸や手のひらの感覚を通じて、滞ったエネルギーの流れが整うでしょう。

効果を感じにくい時があるかもしれません。そんなときは「焦り」を手放し、小さな変化に気づきながら継続すること重要です。

また、ヒーリングは医療的な治療の代わりではありません。あくまで心身の健康をサポートする、補助的なセルフケアであることを理解しましょう。

心と体を丁寧に扱い、自分を取り巻くエネルギーを意識的に整えることで、心地よく満たされた毎日へと導かれていくでしょう。

この記事を執筆した人

五月女 霞珠

五月女 霞珠

スピリチュアリスト

心理カウンセラー養成学校を卒業後、心理カウンセラーを経て占い師に転向しました。
現在は、チャネリングをメインとするスピリチュアルセラピストです。高次の存在とつながり、クライアント様に向けたメッセージをお伝えしています。
チャネリング以外では、レムリアンヒーリング・オラクルカードも得意です。

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